校長室より

学校長挨拶

新田小学校ホームページにようこそ

本校は、昭和58年に、隣接する学校区にある池田小学校の大規模化に伴って、分離し開校した学校です。貢川沿いに建つ校舎からは,土手の桜並木を一望することができ,満開の桜や新緑,紅葉など,四季折々の美しさを感じることができます。         

開校当時は、700名程の児童数でしたが、本年度は、全校児童79名、教職員26名でのスタートになりました。

「学校教育目標」

「生きる力を備えた子どもの育成」

〇たくましく  〇やさしく  〇かしこく  〇うつくしく

「めざす児童像」

〇健康や安全に気をつけ,進んで生活する子ども
〇自他を思いやり,豊かで安らかな心をもつ子ども
〇課題をつかみ,解決に向けて主体的に学ぶ子ども
〇自己有用感を持ち,行動できる子ども
〇将来への夢と希望を持つ子ども

本校では学校教育目標の中で、特に「うつくしく」を大切にしています。子どもたちは毎朝元気に登校し,高学年を中心に声を掛け合ってボランティア清掃に取り組んでいます。春は桜の花びらや萼片を、秋は落ち葉を,誰に言われるともなく自主的に箒を持ち出しきれいにします。美しい環境をつくることでさわやかに一日の生活が始まります。あいさつや言葉遣い,礼儀正しさ,姿勢の美しさなど,「うつくしく」を目指して学校生活を送っています。また、心の面での「うつくしさ」も意識しながら、教育活動を行っています。

教職員は常に子どもたちと一緒に、汗をかき、共に活動しながら、ねぎらいの言葉をかけ、励まし、ほめることを心がけています。日々の学習の中で、一人一人の自己有用感を育み,将来への夢や希望を抱く教育活動を展開しています。

特色ある学校の取組としては、地域にある県立美術館・文学館と連携した教育活動があります。美術館では、すべての学年が毎学期,施設を見学したり作品を鑑賞したりする学習を行います。6年生になると、気に入った作品について、来館者にその魅力を説明する「ギャラリートーク」の学習も行います。文学館では、3年生以上の学年が、学期に1回程度,施設の見学や俳句や短歌づくりなどを行っています。恵まれた教育環境の中で、子どもたちにとって、楽しみな活動となっています。

昨年5月にコロナウイルス感染症が5類に移行し、コロナ禍における活動の制限が無くなったことで、少しずつ、以前のような活動や行事を行うことができるようになり、子供たちも素敵な笑顔を取り戻し、元気に学校生活を送ることができるようになってきました。今後は、小規模校だからこそできる活動や行事をこれからも模索し実現していきたいと思います。

子供たち一人一人が「楽しい」と心から思える学校、「安心できる、心地よい居場所」になり得る、だれにとっても幸せな(ウェルビーングな)学校を目指し、教職員一同、一丸となって取り組んでまいります。                         保護者や地域の皆様のご支援、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

令和6年4月    校長  小池 洋一

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